番外編:併発しやすい疾患

児童の対人恐怖症などについて

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ここでは、対人恐怖症から併発しやすい精神疾患の種類・克服法をご紹介しています。

うつ病

■症状
ひきこもりで閉鎖的な生活を送り続けていると、好発するのがうつ病です。気持ちが落ち込みふさぎ込んでしまうと、マイナス思考のスパイラルにはまり、同じことばかり考えてしまい抜け出せなくなります。自己否定の気持ちが強くなると、自殺願望が膨らんでくることもあります。
■克服法
うつ病の苦しみは他人にはわかりません。生活の中に些細なことでも楽しみを見出すことと、早めに医師に相談し適切な治療を行うことが大切です。

パニック障害

■症状
対人恐怖症などの○○恐怖症から容易に併発するのが、パニック障害です。
激しい恐怖感を感じると、「パニック発作」と呼ばれる発作を起こします。「パニック発作」の症状としては、動悸、息切れ、めまい、発汗、吐き気、腹痛、不安感など。更には非現実感や離人感に囚われることもあります。
■克服法
最も身近なところでは「食生活の改善」が挙げられます。
ビタミンC、カルシウム、多糖類、トリプトファン、ビタミンB群などを積極的に摂取しつつ、バランスのよい食生活を心がけましょう。他には、いざ発作が起こりそうになった時に役立つ腹式呼吸を基本とした呼吸法を普段から練習しておきます。お腹の底まで空気を送り込むイメージで呼吸に負担をかけ、副交感神経を優位に導くと、リラックスして発作を抑制することができます。
後は医師の指導の下、薬物療法や認知療法を受けるという方法もあります。

解離性障害

■症状
数時間から数日間の記憶が抜け落ちていたり(解離性健忘)、自分が自分でないような感覚に囚われるなどの症状があります。また、座ったり横になった状態で音や光、刺激に反応しなくなり、意味のある行動がとれなくなる(解離性昏迷)という症状もあります。更に、自分の中にいくつもの人格が形成される(多重人格障害)場合もあります。他にも、解離性障害の症状はさまざまな形で現れます。
■克服法
とにかくストレスを取り除き、安心して過ごせる環境を整えることが先決です。
症状を「演技」と誤解されてしまう場合も少なくないので、家族や周囲の正しい理解を得て、みんなが障害を受け入れる事が何より重要です。医師に相談しながら見守ったり、場合によっては薬物療法も行われます。

統合失調症

■症状
実際にはないものが感じられる幻覚や幻聴が起こります。また、迫害妄想や誇大妄想など、明らかに間違ったことを信じ込んでしまうさまざまな妄想もあります。
これらにより、一人でぶつぶつ言ったり、ニヤニヤしたりしてしまう場合もあります。
そして、他者と会話や行動を共にするのが困難になり、人間関係を築きにくくなりますが、周囲から誤解されることも多く、「空気が読めない」「気が利かない」などと捉えられてしまうことがあります。
■克服法
外来、あるいは入院により、医療機関でしっかりケアしていく方法が有効です。その中で、薬物療法や精神療法、リハビリテーションなどを組み合わせた治療を行っていきます。

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