吃音症(どもり)

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こちらでは、対人恐怖症の一つ「吃音症(どもり)」について解説しています。

「吃音症(どもり)」の症状

対人恐怖症の中では、比較的周囲が気づきやすく改善しやすいのが「吃音症(どもり)」です。症状としては、言葉を発する際に、同じ言葉を繰り返してしまったり、うまく話せずに言葉に詰まってしまいます。

例えば、「おはようございます」と言いたいのに、「おおおおはようございます」となってしまったり、何か言いたいのに「あ………」と、言葉が続かなかったりします。

そして、吃音症(どもり)の症状は段階的に進攻し、初期段階であればあるほど、治療・改善もしやすくなります。

吃音症(どもり)の段階的症状
第一段階…難発▶
初めの言葉が出ずらいが、自覚症状がないケースが多い。
第二段階…連発型▶
「おおおおはよう」など。やはり自覚症状がないケースが多い。
第三段階…連発+伸発▶
「おーーーはよう」など、不自然に語頭だけを引き延ばしてしまう。自覚症状が出始めます。
第四段階…難発+連発+伸発▶
程度がひどくなり、本人もはっきりと自覚症状があり悩むケースが多い。
第五段階…難発+連発+伸発▶
どもることを恐れて人とのコミュニケーションを避けたり、話すことを極力避けるようになってきます。

「吃音症(どもり)」の原因

対人恐怖症の1つである「吃音症(どもり)」の原因はいくつか存在し、それらが組み合わさっているケースが多いようです。

  • 身近に吃音症(どもり)の方がいる
  • →友達や親など、身近な存在に吃音症(どもり)の方がいると、言葉を学習していくプロセスで模倣していくため、いつの間にか影響を受け、吃音症(どもり)になってしまう場合があります。

  • ストレス・情緒不安
  • →幼少期の過度なしつけや押さえつけなどのストレス、友達からのいじめなどによって情緒不安定になると、吃音症(どもり)が現れる場合があります。

  • 遺伝や脳内調節系の異常
  • →遺伝や脳内調節系の異常、子供の場合脳の発達途上であることが原因の場合もあります。また、利き腕を矯正した場合も脳に負担がかかり吃音症(どもり)が現れる場合があります。

「吃音症(どもり)」は幼い子供に多い!?

吃音症(どもり)は、大人よりも話し始めの頃の子供に多く見られる症状です。

●大人…0.8~1.2%

●6歳以上の子供…約1.2%

●5歳以下の子供…約5%

発症時期としては2~4歳頃の、言葉を覚え喋り始める時期が多いのですが、話し始めは滑舌も悪く言葉も詰まりがちなため、吃音症(どもり)と気づかないケースも多いようです。
そして、気づかない間に自然と治るケースも多いので、過度に心配する必要はないでしょう。

「吃音症(どもり)」の改善法

吃音症(どもり)の改善法は、様々なものが知られています。簡単にご紹介していきます。

  • 催眠療法
  • …専門のカウンセラーに催眠をかけてもらい、潜在意識に働きかけることで治療していく方法です。本人の自覚やコンプレックスが強い場合、「思い込み」によるところが大きいため高い効果を発揮する場合があります。ただし、効果の程には個人差があるようです。

  • 自宅でトレーニング
  • …専門家による教材・DVDなどを使って、自宅でトレーニングするという方法もあります。しっかり継続していくことがポイントとなりますが、コスト面や他人と会わずに行える点はメリットと言えそうです。

  • 呼吸法の改善
  • …呼吸が浅くてどもりやすいという方は、腹式呼吸を使うことで改善できる場合があります。話し方教室で取り入れているところもありますし、自宅で練習することも十分に可能です。息を履くときは思いっきりお腹をひっこめ、吸う時には腹の底から膨らませるイメージです。

どういった改善法を取り入れるにしても、幼い子供の場合は特に、過度のプレッシャーやストレスを与えないことが重要です。

親が心配しすぎたり急かしてしまうと、子供の悩みは深刻化し、恥ずかしさに輪をかけ症状が悪化してしまうこともあります。
自然に治ることもあるのですから、気楽に構えるのも大切です。

その他の症状など、こちらの診断ページで確認できます。

 
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